アンコールワットの日本語ガイドについて
シェムリアップの観光レポートの前にお伝えしたいことがあります。
私はアンコールワット周辺の半日観光をしてガイドさんに感動しました。
1/9 20時半頃
シェムリアップ国際空港の到着出口でドライバーと会いました。
ホテルの料金に含まれているただのピックアップサービスです。
日本にいる間にホテルと英語で簡単なやり取りをし、到着便に合わせてアレンジしてもらうことにしていました。
通常、どこの海外に行ってもドライバーは英語もしくは現地語しか通用しないと思っていました。
しかし、とても流暢な日本語で、こちらが英語を話す必要はまったくないと気づきました。
空港からホテルまで行く間に、カンボジアの色々な話や翌日のプランなどについてお話してくれました。
ホテルに着いて、詳しい観光プランを聞きました。
決して強制ではなく、相手の気持ちを推しはかりながら、必要か不要かはっきり意向を確認する感じです。
夜だったので、翌日は少し遅めにも調整してくれました。
アンコールトム、ダ・プローム、アンコールワットの3つを6〜7時間で周るプランにしました。
1/10 10時
ホテルのエントランスでガイド(昨日のドライバー)は待っていました。
なんと、ドライバーも別にいるのですね。
これでたっぷり観光して88USD(チケット代別)です。
かなりお得ではないでしょうか?
まずはチケットセンターに寄り、チケットを購入。(37USD)
空いている時間帯のようで、並びはありませんでした。
アンコールトム、ダ・プローム、昼食、アンコールワットの順に観光します。(このへんは省略します)
乾季とは言え、昼は35℃くらいまで気温は上がり、遺跡の構造上、日影が少ない観光になります。(帽子や日焼け止め必要)
今回はガイドをつけていたおかげでじっくりお話を聞くことが出来ました。
すべて日本語・・・阿修羅、因果応報、うんこ、猫ひろし・・・様々な日本語を良く知っているものです。
途中で飲み水を用意してくれたり、トイレや休憩を気づかってくれたり、過酷な環境の中でも気配りが大変行き届いていました。
チャーター車もドライバーが別にいるので、我々の導線を先回りしてスタンバイしてくれていました。
普段は基本的に個人行動なのでわかりませんが、ガイドを付けると安心だし楽ですね。
ただでさえ、猛暑で長距離を歩く大変な観光。
時間を見て、日影が出来やすいか、写真を写しやすいかなどすべて計算して行く順序を決めてくれています。
サポートがなければ時間は無駄になり体力の消耗も激しかったと思います。
観光中、周りを見てみると、韓国語、中国語、英語、イタリア語?などで観光案内が行われていました。
アンコールワットは世界で最も有名な観光地のひとつだと思います。
だから、観光産業が成熟している。
それにしても、ここまですごいか!?と感心しました。
そもそも、空港ホテル間の送迎のドライバーが一流の日本語ガイドだったという時点で驚きでした。
1日案内してくれたタックさんは地元の高校を出て、ずっと地元に誇りを持って働いているようでした。
日本語ガイド歴13年、そりゃすごいわけです。
でも、はじめて来た私たちのような無知な者に対しても、誠心誠意心をこめて案内してくれました。
本当にありがたいことです。
カンボジアは貧しい国かもしれません。
でもどこかの国のように人をだましたりお金をせびるようなそんな振る舞いは一切ありませんでした。
地元に誇りを持っているからだと思います。
カンボジアが好きなんだと思います。
自分はそう思いましたし、自分もカンボジアが好きになりました。
最後にタックさんのHPや連絡先など教えていただきました。
口コミを見ると、9割以上が最高評価。
こんなすごい人と巡り合えて本当にラッキーでした。
またいつかお会いしたいし、今度は日本を案内してあげたいと思います。
長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
ひっきー