【2019年版】昆明から元陽への行き方戻り方(直行バス)
田植え前の2~3月は棚田に水がはられてキラキラし、ベストシーズンを迎えます。
近くに鉄道が通っておらず、アクセスの難易度が高い場所です。
昆明から元陽への行き方について色々紹介されている記事は見ますが、実際どうなのかわかりませんでしたので、自分が体験した事実を共有したいと思います。
2019年3月に昆明南部バスターミナルから元陽(新街鎮)までの直行バスを利用しました。
このブログでは、どこでどのような停車・休憩をして、どの程度時間がかかるのかなどがわかります。
ざっくり経路はこんな感じです。(バスでの所要時間は7時間程度です)
2019年3月16日(往路)
南部バスターミナルは地下鉄の駅からすぐです。
元陽の新街鎮直行便は1日に3便しか無いので早めに行ってチケットを確保します。
勝利!!10:20発のチケットを買えました。
これが買えなかった場合は次の直行(2時間10分後)か経由になり、かなりややこしいことになります。
これが元陽新街行きのバスです。
バスのおなかに荷物を入れます。
指定席です。
満席なのでちょっとタイミング悪かったら買えなかったですね。
微妙に臭くて狭い車内でこれから7時間じっとするしかありません。
ヒザが前の座席に当たるので窮屈なんですよね・・・。
10:21 昆明南出発
12:00 休憩
漁歌子という謎の場所で休憩です。
どのタイミングでどのくらいの時間休憩出来るか事前に知らせてくれたりはしません。
桃の花ですかね?きれいです。
ちなみにこの休憩所のトイレは「ニーハオトイレ」となりますのでご了承ください。
売店ではここの名産なのか、甘酒みたいなものが売られています。
ワンちゃんもいました。
このような大きな通り沿いにあります。
25分ほどの休憩時間だったので、麺などを食べて昼食を済ます人もいました。
時間がまったく読めないため、周りを見て行動します。
そもそも乗客が揃っているかどうかちゃんと確認するかも怪しいので。
こんな所に取り残されたら帰れません。
12:24 漁歌子出発
おそらく昆明を出発して5時間後くらい。
こんな景色が続きます。
16:10 元陽到着
先ほどの休憩からおよそ3時間45分後、元陽に着きます。
ここからさらに奥地にある新街鎮が終点です。
バスはアイドリングしたまま、休憩なのか何なのかもわからないまま停車。
急いでトイレに行きましたが、20分ほど停車しました。
16:31 出発
昆明を出発してから6時間半くらい過ぎました。
時刻は17時くらい。
奄美大島の山の中の道を走ったときを思い出すような風景。
17:36 新街鎮到着
出発してから7時間15分かかりましたが、その間水のひと口も飲みませんでした。
3時間45分も休憩が無かったり、本当に最悪ですのでそれで正解だったと思います。
ここから20数キロ離れた多依樹という所にある宿に向かわねばなりませんが、公共交通機関がありません。
しかし、幸い宿主のベリンダが待ち構えていてくれたので車で移動することが出来ました。
17:44 多依樹へ出発
ここからさらに26kmもあるんですね・・・。
悪路を行き、日が沈む頃になんとか宿に着きました。
夕陽に照らされる棚田。
めちゃくちゃきれいで感動しました。
ついに来たんだ!
2019年3月18日(復路)
7:10 多依樹出発
夜明け前、宿から新街鎮バスターミナルへ向かいました。
26kmを乗り合いの自動車に乗ります。
7人乗りの車に、一番多い時で13人乗る感じ。
助手席に2名乗っているというカオスさ。
公共交通機関がありませんので、ここはヒッチハイク的に車をつかまえて適当に金を払う(そんなに高くない)しかないんですよ。
忘れましたが、15元とかその程度だったと思います。
(多依樹の棚田で見た日の出)
8:15 新街鎮バスターミナル到着
9:05の昆明行きに乗ります。
チケットの事前購入は出来ないようなので、当日早く行って勝負。
昆明まで137元(約2,400円)と7時間乗るわりには安いです。
勝利!!
チケットは窓口で中国語を使って買います。
新街・・・こんな山奥にも貢茶・・・ホンマにタピってんの?
本日乗るバスです。
来たときと同じで快適性は低いです。
昆明-元陽の長距離往復に使っている車体。
それはそれはエンジン故障など起こらぬように、メンテナンスも大変気を使っているのでしょうね?
窓口のようす。
近くの店で買った麺を食べている人が多くて気になりました。
霧が移流してきました。
ターミナル裏の駐車場奥にトイレがありますので、乗車前にご利用ください。
9:07新街鎮出発
最初は空席がありますが、途中で満席になります。
よくわかりませんが、路上で人を拾ったりしていました。
10:19 元陽着
こちらで小休憩。
10:43 出発
・・・何もない4時間。
車内ではずっと冬眠状態です。
14:37 漁歌子
10:43に元陽を出発し、14:37に漁歌子に到着しました。
2日ぶりなのにすでに懐かしく感じます・・・。
約4時間もの間、休憩無しの苦痛。
売店の中はこんな感じ。
なんか、あやしいタバコ?みたいな筒がありました。
15:03まで休憩を得られました。
こんなプーアル茶のケーキも売っていて気になりました。
15:03 出発
ここはどこかと言いますと・・・昆明まであと1時間半というところの高速道路わきです。
15:57 エンジントラブルにて停止(泣)
停車して約1時間後の16:55にエンジンかかり再出発。
17:01に再度不具合で停車したが、17:16にまた再出発。
ちゃんとしたバスを使ってくれよな・・・。
とりあえず、ここもトイレ行けませんのでかなりの苦痛です。
17:35 高速インター出たところで特警SWATから身分証明書確認
特警は首にビデオカメラぶらさげていました。
17:39 再出発
給油・・・(-_-;)
18:09 再出発
18:32 昆明南到着
車体の故障などもあり、3時間半以上はトイレに行けませんでしたね。
朝9時の出発以降は水のひと口も飲みませんでしたが。
9時間25分の非常に不快なバスの旅でした。
(成田ーヘルシンキの飛行時間と同じくらいですね)
おまけ。
昆明市内のようす。
昆明の南にある建水の料理ですね。
え~っと、狗肉、狗肉・・・色々狗肉料理がありますね。
狗とは犬のことです(^_^;)マジかよ!?
最後までお読みいただきありがとうございます。
中国大好きひっきー