大和寿司 VS 寿司大 〜豊洲 究極と至高の寿司を比較してみた〜
1/27、たまたま早起きしたので通勤ラッシュにもまれて豊洲に行ってみました。
お仕事の皆さまお疲れさまです、私はこれからたらふく寿司を食べます。
豊洲市場は豊洲ではなく、ゆりかもめ市場前駅の近くにあります。
今回の目的は寿司。
有名な寿司店はありますが、正直ネット情報を見てもどのような味やサービスの違いがあるのかわかりませんでしたので、自分で確認することにしました。
今回訪問するのは、口コミでも特に人気の高かった「大和寿司」さんと「寿司大」さんです。
この2店を比較してみたいと思いました。
月曜の午前9時頃。
まずは駅から近い大和寿司へ。
誰も並んでいません!
中に入ると外国からの観光客が数組。
日本人は少数派です。
早速、おまかせ(4,400円)を注文しました。
ラインナップは以上の通り。
スタートから大トロで大きなインパクトを与えられます。
しかも、非常に美味しいです。
歯切れのよいスミイカ、鮮度・温度が絶妙のボタンエビ、ミョウバン臭ゼロで甘みと旨味が豊かなバフンウニ・・・と連続して圧倒されました。
シャリの大きさ、味、温度もパーフェクト。
ちゃんと本わさびも使っていますね。
巻物やしじみの味噌汁も美味しかったです。
正直、思っていた以上に美味しかったです、すみません。
テンポよく寿司が提供されるので、時間の無い方にもよいかと思います。
今回はほぼマンツーマンでしたので、途切れなく寿司が出てきて滞在時間は15分程度でした。
もちろん、ゆっくり食べても怒られないでしょうが、寿司は基本的にバトンタッチみたいなもので、提供されたら品質が変わらないようすぐに食べるのがマナーだと思います。
ただ、スピードが速いので無理する必要はないと思います。
次のお店に移動します。
市場前駅を出たら、基本的にどこの施設にも歩道橋でつながっています。
9:40 次は寿司大です。
なんと、店の前に大量の入店待ちが発生していました!
どうやら総入れ替え制らしく、待ちが発生するのは仕組み的に普通のようです。
まるで「吉村家」のようですね。
私は後ろの方でしたが、ひとりだったので席数の関係で早く入れてくれることになりました。
最初の入れ替えで入れましたが、それでも40分待ちました。
客層はほぼ外国人で、中華圏が多め。
ここは大和寿司と違い、職人さんがよくしゃべります。
各グループに「Where are you from?」と聞き、台湾や香港などと答えると「新年快楽!」と良い発音で返していました。
早速、おまかせ(4,800円)を注文しました。
ラインナップは以上の通り。
スタートは焼きたての玉子から。
玉子と言えばシメの定番ですが、あえてスタートにもってくるセットリストに新鮮な流れを期待します。
大トロ、ウニももれなく楽しめます。
アジやホッキも美味しすぎます。
え、煮アワビ出てくんの!?
これは衝撃でした。
決して大振りではないものの、味・サイズ・食感が抜群に良くて濃厚な肝の味も後から利いてきます。
で、このお店の最強の武器は、最後に1貫自分の好きなネタを何でも頼めるというスペシャルカード(実物のカードという意味ではない)があるということです。
みんな自由に「ウニ!」などと頼んでいます(笑)
無敵のシステムではないか。
私はホタテか車海老か迷いましたが、車海老にして提供方法や温度を確認することにしました。
茹で車海老は一般的に茹でたてが一番美味しいタイミングとされますが、さすがに茹でたてをその場で剥いて提供という感じではありませんでした。
そうでなくても、すごく美味しいのには変わらなかったと思いますが。
車海老は生でも提供していますし、茹でも塩か醤油か味付けを選べます。
うん、写真はホタテよりも車海老が映えるな。
あら汁も美味しかったです。
職人さんには、どこから来ましたか?お休みですか?等から、この後サウナに行くとか
そんな話までゆっくりしました。
外国人のお客さんにもひとつひとつ、正確な発音の中国語で寿司を提供していました。
しかも、職人みんながそのスキルを持っていて、ユーモアもありサービス精神も素晴らしいです。
例えば、ホッキ貝を叩いて動くようすを見せ、お客さんが動画で撮るタイミングを考慮してあげたりとか。
サービスに懸ける情熱をものすごく感じました。
お客さんはみんな幸せそうな顔をしていました。
約45分の滞在でした。
最後に一斉に食べ終わりますので、お会計待ちだけがかなりのストレスでした。
ここは改善をしていただきたい点です。
~究極対至高のゆくえ~
結論から申し上げますと、これは目的によります。
個人の感覚に過ぎませんが、味のレベルはほぼ同じです。
どちらかが明らかに違うとかはなく、どちらも極めて高いレベルの寿司でした。
両店とも5千円以下ですが、ぶっちゃけ味は2~3万円かかる高級店と比べて遜色ないですよ。
一方で、サービスは大きく違います。
大和寿司はゆっくりさせてくれます、寿司大は会話を楽しめます。
(あくまで1回行っただけなので、状況は変わると思いますが)
しいて言うなら、最後に1貫好きなものを頼める寿司大のサービスがワクワク感あって良いかもしれません。
特徴をまとめるとこんな感じになりました。
大和寿司
・入れ替え制ではないので待ち時間は少なめ
・提供が早く急ぎの場合も使えるし、ゆっくり追加注文を楽しむことも出来る
・駅から近い
寿司大
・入れ替え制で待ちは大きく、滞在も長いが職人さんが楽しい
・最後に好きなもの1貫頼める
・駅から少しだけ遠い
いかがでしょうか?
自分のペースで好きなように寿司を楽しみたいのなら大和寿司、お時間あるときに職人さんと楽しく寿司を楽しみたいのなら寿司大。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ひっきー
☆お店情報
大和寿司
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131307/13227265/
寿司大
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131307/13227096/